武藤 彰 わがマラソン人生 序章
フル百回楽走会 岐阜 No.593 武藤 彰
100回完走記録証
1、 フルマラソン100回達成
健康のためにと思って軽い気持ちで走り出したのは、17年ほど前のことでしたが、初めてホノルルマラソンを完走したときには感動の涙が止まりませんでした。それ以来マラソンの魅力にとりつかれ、いつのまにか走ることが生きがいとなりました。そして、2002年4月6日の犬山パークウエイマラソンで念願のフルマラソン100回完走を達成し、一緒に走り続けてきた仲間達にも祝福され、本当に走り続けてきて良かったと実感しています。
私がフル百回楽走会に入会したのは、97年12月のことでした。それまではせいぜい、年間1回から4回の完走回数しかなく、入会するまでの完走回数は、12年間で合計39回でした。ところが、入会してからの年間完走回数は、なんと13回前後にも達し、2001年は年間19回も完走し、入会後4年強で合計、61回完走しています。すなわち、入会するまでの12年間で39回、入会してからの4年4ヶ月で61回という、驚くべきフル百効果を発揮してくれました。
私が100回完走できたのもひとえにフル百回楽走会、犬山走友会のお陰であると深く感謝しています。
2、 フル100回までの足跡
この間、2001年2月に南極大陸マラソンを完走し、日本人2人目の世界7大陸フルマラソン制覇を果したこと、パリマラソン、ロンドンマラソン、マドリードマラソンを走った後、ヨーロッパアルプスに登ったこと、同時多発テロの直後にワシントンD.C.マリンコープスマラソン、ニューヨークシティマラソンを走ったこと、さくら道で2ステージには分けましたが、今住んでいる岐阜の地から、生まれ故郷の金沢まで270kmを49時間かけて自分の足で走ったこと、サロマ湖、野辺山、四万十川、富士五湖、しまなみ海道、宮古島100kmなどのウルトラマラソンも21回走ったこと……などが走馬灯のように思い出されます。
3、 マラソンの肉体的効用
継続は命と言いますが、17年間、走り続けてきて良かったこと。
・余分な体重が落ちスマートになり沢山食べても太らない。
・心肺機能、筋持久力が強くなり、従って、肉体年齢が若く、 疲れにくく、ビールがうまくて食事が美味しい。
・ストレスに強くなり、いつも心身ともに絶好調、快適に人生を送っている。
・肌の艶が良く、表情も明るく友達が沢山できる。
・そのため飲みすぎ、走り過ぎて時に体調を崩すこともあるが、回復が早く風邪で寝込むなどということは10年に
一度もない。
4、 マラソンの精神的的効用
精神的にも随分強くなり、次のようなことを心がけて生きるようになりました。
・いつも好奇心を持ち、感動することを忘れない
・自己責任,自力本願の精神を持つ
・言い訳をしない(何もしたくない人は言い訳を見つけ,何かをしたい人は方法を見つける)
・人生真剣勝負,耐えて自分を鍛える
・言われたからやるのではない,必要だからやる(生き方は与えられるものではなく、自分で選び 取るもの)
・志を高く持つ
・気付いたら、即行動を起こす。
5、 これからの目標
これからも志を高く持ち、健康の続く限り走り続け
・65歳までにフルマラソン200回完走
・70歳までにフルマラソン300回完走
できるよう、楽しく、愉快に走り続けて行きたいものです。そして、私自身、ランニングと出会えたおかげで、快適な人生を送っており、これからはこの素晴らしい健康的な世界を、それを知らない人たちにも分けて上げるべく、機会あるごとにランニングの素晴らしさをPRし、普及に努めていきたいと思っています。「生涯医者知らず」を実践し、ますます若年化する生活習慣病に対抗できる処方箋は「健康ランニング」以外には、私には思い当たりません。
フ ル マ ラ ソ ン 200 回 完 走
フ ル マ ラ ソ ン 300 回 完 走