足掛け24年でフルマラソン300回達成

第一回四万十川桜マラソン


大 会  第一回四万十川桜マラソン
天 候 4月5日:晴れ時々曇り
メ モ
2009年4月5日(日)第一回四万十川桜マラソンを走りました。
この大会は私にとってフルマラソン300回達成の記念すべき大会です。
大会には全国から920名のランナーが参加、フル百の会員は44名がエントリーしており、四万十川の上流から下流に向かうワンウエイの下り坂の走りやすいコースで、「日本に残された最後の清流」と言われるだけあって素晴らしい景観でした。当日は寒くもなく、暑くもなく雨も降らず絶好のマラソン日和となり、また、まるで私の300回の完走を祝福してくれるかのように沿道の桜が咲き誇っていました。
有名な沈下橋も2ヶ所渡りましたが、以前に走った100kmウルトラマラソンのことがよみがえってきました。
タイムは4時間54分52秒で走ることができ、ゴール後は土佐礼子さんと記念撮影、思い出に残る300回達成のレースとなりました。
私が300回もの完走を達成できたのもお助けマラソンで一緒に走ってくれたフル百回楽走会をはじめ走友皆様のお陰だと心から感謝しています。本当にありがとうございました。








3 0 0 回 を 振 り 返 っ て
 

1、はじめに
四万十川桜マラソンでメガマラソン300回を完走し、走り続けてきて本当に良かったと、今しみじみと感じています。
44歳で初めてホノルルマラソンを完走して以来23年間走り続けてきた、この300回の「我がマラソン人生」を振り返ってみました。



2、サブスリーを目指して
走り始めた頃は走るたびに自己記録を更新でき、走るのが楽しくてたまりませんでした。春は3月の篠山ABCマラソン、秋は11月の河口湖マラソンに目標を絞り会社の陸上部の部員たちと一緒にインターバル、長距離練習など厳しい練習を重ね大会に出場したものです。3時間20分台で走っていたころはサブスリーを目指しましたが、それは叶いませんでした。思い出に残るフルマラソンレースです。
1、91年16回河口湖マラソン 3:20:50  
3、90年2回いびがわマラソン 3:25:34  
5、92年9回木津川マラソン  3:27:04
2、87年12回河口湖マラソン 3:24:11
4、87年 8回篠山ABCマラソン 3:27:36
6、93年14回篠山ABCマラソン 3:28:46

91年16回河口湖マラソン 3:20:50 2、87年12回河口湖マラソン 3:24:11





3、ウルトラマラソンを目指して
サブスリーは無理だと分かったころから42.195kmでは少し距離的に物足りなくなり、100kmマラソンも走るようになりました。サロマ湖100kmマラソンには2年続けて走り、第1回八ッ岳野辺山マラソンに出場、100kmウルトラマラソンの厳しさを知り、富士五湖や四万十川100kmでは楽しさを知りました。思い出に残る100kmウルトラマラソンのレースです。
1、93年8回サロマ湖100kmマラソン 12:19:09
3、96年3回四万十川100kmマラソン 13:58:02 
5、99年しまなみ海道100kmマラソン 13:53:45
2、95年1回野辺山100kmマラソン14:18:06
4、98年富士五湖100kmマラソン 13:39:58
6、00年宮古島100kmマラソン  14:41:26







4、海外マラソンを目指して
初フルマラソンはホノルルでしたが、初めての海外旅行のため大変心に残りました。それ以来英会話を猛勉強し海外マラソンと海外放浪の旅を目指しました。
私の旅のスタイルはバックパックを背負い、ユースホステルなどの安宿を転々とする放浪の一人旅です。パッケージツアーでブランドショッピングやグルメを漁り、立派なホテルに泊まる贅沢な旅とは無縁な ”酒と女をこよなく愛し、自由で気ままな”貧乏旅行です。マドリードマラソンやロンドン、パリマラソンのあと、スイスアルプスに登ったり、NYマラソンのあと同時多発テロ後の米国を放浪し、米国のフル百会員とも交流しました。
また、走友の皆さんをガイドしてスイス・ユングフラウマラソンを走り、その後スイスアルプスの3大名峰を登ったり、ローママラソンのあとイタリア半島やシチリア島を周遊したり、パリマラソンに出場したあとアムステルダム、ベルリン、プラハ、ミュンヘンなどを巡ったり思い出は尽きません。思い出に残る海外のレースです。
1、01年4回南極マラソン 4:58:53
3、89年13回パリマラソン 3:36:04
5、90年マドリードマラソン 3:44:54
2、88年92回ボストンマラソン 3:55:40
4、86年7回ニューヨークシティマラソン   3:53:28
6、94年フレッチャーNZマラソン 3:55:51





5、これからの目標
健康のためにと思ってつい軽い気持ちで走り始めてもう25年、今では走ることが生きがいとなりました。世の中の多くが自動化、機械化され、仕事で筋肉を使って汗をかくことの少なくなってしまった現在、自ら欲して身体を鍛えない限り、人は”廃用性萎縮”というメカニズムによって老化の速度を速めるのです。私自身、ランニングと出会えたおかげで快適な人生を送っており、これからはこの素晴らしい健康的な世界を、それを知らない人たちにも分けて上げるべく、機会あるごとにランニングの素晴らしさをPRして行こうと思っています。南極マラソンでは、そこに集まった多くの海外の冒険ランナーたちと出会い、彼らの気力、迫力、情熱、ユーモアなどがまるでちがうことを実感し、それにひきかえ、今の私は小さな平和、安逸な暮らしに慣れすぎているのではないかと反省させられました。私自身、その小さな豊かさに慣れず、おぼれず、より高い志、より大きな目標、チャレンジ、夢などの大切なものを失わず、これからも健康のため、生きがいを求めて前向きに生き続け、このメガマラソン300回達成を糧にして、「我がマラソン人生」を歩み続けていくつもりです。これまではずっとマラソンという動的なものを求めてきたのですが、年齢を重ねていくと動的なものと家族孝行や山登りなど静的なものをうまくバランス良くやっていく必要があるのではないかとも思っています。マラソン以外にも海外の放浪一人旅や山登り、スキー、渓流釣り、街道歩きなど自然に親しんでいくのも楽しみであり、フルマラソン完走と言う呪縛から少し解放され、心に夢や希望、目標を持ち続けて人生を大いに愉しみたいと思っています。







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