上高地・穂高 天空マラニック 2009年(平成21年)4月30日ー5月2日 |
行 程 | 30日:岐阜羽島IC−飛騨清見IC−高山IC−平湯峠−平湯温泉・あかんだな駐車場−上高地−徳沢(泊) 01日:徳沢−横尾−涸沢との中間地点−徳沢(泊) 02日:徳沢−明神池−上高地−平湯温泉・あかんだな駐車場−平湯峠−高山IC−飛騨清見IC−岐阜羽島IC |
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天 候 | 30日:快晴 01日:快晴 02日:快晴 | |
4月30日 | ゴールデンウイークの天気予報を見ていると4/30〜5/2の3日間は快晴の予報となっていて、絶好の山行日和だ。早速この快晴の3日間、上高地-涸沢に行くことにした。1日目4/30(木)は平日であるが、ETCの 通勤割引50%を利用し、飛騨清見IC-高山IC((中部縦貫自動車道)から平湯峠を通り平湯温泉・あかんだな駐車場に車を駐車しシャトルバスに乗り換えて上高地に向かう。上高地は観光客や登山客で一杯だ。 上高地で昼食をすませ、小梨平-明神を経由して今夜の宿泊予定の徳沢に着いた。明治初期、上高地牧場として開拓された徳沢の地。徳澤園は、牧場を守る番人の山小屋として誕生したそうだ。ハルニレやカツラの巨木の草原で、牛馬が草をはむ風景から一世紀余り。 槍・穂高連峰の登山基地として、また奥上高地散策の休憩地として、さまざまな岳人たちが訪れている。山をこよなく愛する作家井上靖の名著「氷壁」の舞台としても有名だ。徳沢キャンプ場からは前穂高岳を望むことができる。今日と明日はこの徳沢キャンプ場にテントを張り2泊する。 テント場から梓川の河原に行くと美しい前穂高岳や蝶ヶ岳がきれいに見える。日の入りの美しい風景を写真に収めた。 26日、4月としては記憶がないくらいの猛吹雪になったとのこと。青々していたキャンプ場にも、20cmほどの雪が積もり、すっかり冬の徳沢に戻ったそうです。名残りの雪が少し残っていた。 朝・晩はかなり冷え込み、夜中には寒くて何度も目が覚め、テントの外においていたコッフェルの水は凍っていて氷点下になっていた。 |
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4月30日 | ||
上高地バスターミナル | ||
上高地・河童橋 | ||
奥穂高岳、西穂高岳 | ||
明神岳 | ||
前穂高岳 | ||
徳沢ロッジ 外来入浴 400円 15:30〜19:30 | ||
マイテント | ||
徳沢キャンプ場 1日1人500円 | ||
蝶ヶ岳をバックに | ||
5月1日 | 朝は寒くて5時過ぎに目が覚め、朝食のもちとラーメンを食べ、涸沢往復マラニックに出発した。今日も一日快晴、横尾山荘には1時間あまりで到着、26日の名残りの雪がここにも残っていた。昔ここでも何度かテントを張った懐かしいテント場だ。小休止のあと涸沢へ向かうが段々雪が深くなってくる。今回はアイゼンもピッケルも持たずマラニックスタイルで来たが、どうも山を甘く見ていたようだ。横尾岩小屋跡を過ぎ屏風の頭を左に仰ぎながあr進み、本谷橋を渡った頃から登山者はアイゼンをつけ始めている。新雪の積もった雪道はアイゼン、ピッケルがなければ到底進むことはできないと判断し、ここで勇気ある撤退を決め今来た道を引き返した。無理に涸沢まで強行していれば途中下りで滑落していたに違いない。 3時過ぎにテントに戻り夕方まで夕焼けに染まった前穂高岳の山々を眺めながら至福のひと時を過ごした。昨日の寒さに懲りて今日は1,2枚余計に着込みシュラフにもぐり込んだ。 |
5月1日(金) |
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サルが出没 |
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5月2日 | ||
明神池 | ||
小梨平キャンプ場からの穂高連峰 | ||
コースタイム |
30日:自宅(7:30)−高山IC(9:00)−あかんだな駐車場(9:50)−上高地(11:30)−徳沢(15:00) 01日:徳沢(7:00)−横尾(8:10)−本谷橋(12:30)−徳沢(15:00) 02日:徳沢(7:00)−明神池(8:30)−上高地(11:30)−自宅(17:00) |