ロサンゼルスマラソンと米国西海岸の旅 武藤 翔峰 平成23年4月1日
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朝5時に起き、朝食、準備など済ませ6時に迎えのタクシーで竹鼻駅に向かう。940円、天気は快晴だが大分寒い。6時7分の電車に乗車、名古屋駅には7時5分過ぎに到着、8時のバスの出発には十分間に合う。 今日は成田のスカイコート成田に宿泊予定、6月の北欧ツアーのときにも止まるので下見を兼ねた宿泊だ。高速に入ってからすぐに渋滞になるも15分遅れくらいで正常に戻った。東京行きのJR高速バスは2,400円でネット予約すれば5%引きの2,280円となる、少し前なら信じられないくらいの安値だ。電車のように乗り換えもなく快適に東京駅まで運んでくれる。全く便利な世の中になったものだ。東京駅からは快速千葉行きに乗り千葉で成田行きに、成田で成田空港行きにのり成田第二ターミナルで下車した。東京駅-成田第二空港駅1,280円。千葉、成田で乗り換えるのではなく、1時間に1本の快速エアポート成田に乗れば乗り換えなしで成田第二空港駅に着く。成田第二空港駅からスカイコート成田には16時以降15分、45分のシャトルバスがあり約20分の乗車でホテルに着く。スカイコート成田は生憎計画停電中であったが、シングル3、500円とYHとあまり変わらず、個室なのでゆっくり休む事ができる。シャトルバスがある分YHよりは良い。7時までの停電予定が6時半に復旧、ゆっくりシャワーを浴び夕食をとって、9時過ぎには寝る。 |
6時前に起床、十分に時間はあるのでバスの出発の8:50までのんびり過ごし、シャトルバスで第一ターミナルに向かう。シャトルバスは第一ターミナル用、第二ターミナル用と2本運行されていた。DELTA航空は午後4時までの出発便は朝からチェックインを行っている。17時以降のチェックインは15時からとのことだ。天候は快晴、チェックイン後、6階の展望台に行き写真撮影、その後昼食を食べ、出国検査の長い列に並んだ。東北関東大震災で日本から脱出を図る外国人や卒業旅行で海外に行く若者たちで溢れている。ゲートは25、ベトナム航空との共同運航だ。15時から搭乗開始、16時に予定通り離陸。順調に飛行を続ける。機内でクラブツーリズムの添乗員に会う。小路さんのことを尋ねると大分離れたところに乗っているとのこと。今回に震災の影響で多くの方がキャンセルされたらしい。ディナーはビーフかチキン、シュリンプとサラダ、パン、デザートだ。夜中にスナック菓子、朝はパン、フルーツ、ヨーグルト。,明日のため夕食後はすぐに寝る。 朝9時過ぎ予定通りロサンゼルスに着く。米国は持参の関係でまだ18日(金)だ、そしてサマータイムが実施されている。 荷物をピックアップし入国審査を受けて出国ゲートを出るとランディが迎えに来ていた。ランディは昔羽島で英語を習っていた英語の先生で今はオレンジ郡に住んでいる。少し太ったように見えたが殆ど変わっていない。車の止めているところまで歩いていく。オレンジ郡の家ではサムという友人と部屋をシェアして住んでいるという。何回目かのロサンゼルスだが懐かしいところだ。空港からゼッケンピックアップのため、ドジャースタジアムに直行する。ゼッケンピックアップもスムーズに行き、LAマラソン特製のロゴの入った真っ赤なロングTシャツを買う。その後、ダウンタウンに行き天使のマリア聖堂、リトル東京、全米日系人博物館などを見学した。特に全米日系人博物館では、戦争中人種差別のため日本人を強制的に収容所で収容していた実態がよく分かった。 その後中華街を通ったとき、スーツケースのよいものが目に付いたので車を止め、値段交渉し28jを25ドルにまけさせて購入したが、今のより少し大きく十分入りそうで気に入った。 バーガーキングで昼食を食べた後、ランディが勤めている特別養護老人ホーム(CALIFORNIA FRIENDS HOMES QUAKER GARDENS)に行った。60〜102歳くらいの老人たちが300人とそれを支えるスタッフ300人で運営されている立派な施設のホームだ。ランディはディレクターとして6年勤めており、上司や同僚に大変良く信頼されている様子が分かり、日本から持参の土産の浮世絵のハンカチを上司や同僚にプレゼントした。その後、ランディの自宅に行ったが新しい、広い、大きな家で私が寝るところも準備されていた。 夜までに少し時間があったので、近所のコスチューム屋(衣装やゲームを売っている店)に行き、色々スーパーマンやバットマンなどの衣装を物色したがスパイダーマンの衣装が気に入り購入した。時々はスパイダーマンのコスチュームで走ってみよう。 夜は、友人のマーク日阪と待ち合わせてディナーを食べた。彼も少し太ったが変わらない。おいしいディナーをご馳走になり夜はゆっくり休んだ。 |
朝はゆっくりと起床し、近所をしばらくの時間ジョギングして身体をほぐした。その後、近所のタイ料理店で昼食を食べた。トムヤン君のスープもありとてもおいしかった。その後、ハリウッドにあるランディの実家に寄った。お父さんは80歳で1人で暮らしているのでランディが時々様子を見に行っているという。お父さんにも挨拶をした。 ハリウッドの街に行く前にHOLLYWOODのサインの良く見えるところで記念撮影をした。さすが、地元の人しか知らないような隠れたスポットからこのサインをバックに撮影できた。 いよいよハリウッドの中心街にやってきた。観光客やリビア戦争反対のデモやいろいろのデモの多くの人出で溢れかえっていた。スターマークやハリウッドのランドマークをバックに記念撮影、ハリウッドの街中を見学した。トイ&コスチュームも見学したが、昨日のコスチューム屋のほうが良かった。 今日は少し早めに帰宅、マラソンの準備や握り飯を作った後、今日はサムとマラソン前夜祭のディナーに行く。てんぷらうどんと鮨を食べ明日に備える。 明日は大変な豪雨になるという予報だそうだ。予報が外れることを期待して早めに床につく。 |
いよいよレースの日だ。朝早くランディにドジャースタジアムまで送ってもらう。4時半過ぎに家を出て6時前にはスタジアムに着いた。そこでランディと別れしばらくスタート付近をうろうろしていると小路さんたち「地球を走ろう」のツアーの人たちに会う。小路さんの300回の記念撮影と私の米国国盗りの撮影を行う。荷物を預け休んでいると、やがて7時20分のスタート時間となりスタート、スタートラインまでは約6分ほどかかる。前半は雨もなく快調に走る。国盗りの垂れ幕を掲げて撮影してもらったり、走行中を撮影してもらったりしていたが、後半からはものすごい豪雨と強風となり、まるでトロムソノの時のような寒さとなった。制限時間は8時間あり、余裕もあるので歩いたり走ったりのんびりとはしり完走を目指す。ゴールしてからがまた大変、雨と風が一層強くなる。聞けば荷物の引渡しはずっと先にあるという。必死の思いで、荷物引渡し所に辿り着くと、そこには係員はおらずランナー個人個人が自分で荷物を探し出して引き取る方式のようだ。日本では考えられないシステムだ。ダンボールの箱に入った荷物をランナーが探し出すのだが、箱の表示が雨で消えて見にくいし、荷物の縛り方のゆるいものは中身が飛び出して散乱している。幸いなことの私の荷物はしっかり縛ってあったので、必死に探した結果何とか奇跡的に見つかったが、多くのランナーは見つけることができなかったようだ。また、ランディとも荷物引き取り所で再会することができ、ユースホステルに案内してもらった。ロサンゼルスマラソンでは、貴重な衣類や思い出のあるものは預けず、なくなっても良いものを着替えとして預けるのが良い。YHに泊る場合は預ける必要はない。 ユースホステルで着替えし、シャワーを浴びて休息する。時間は少し早いが夕食のラーメンを食べ早めに寝る。 |
今日も午前中は雨、それでもサンタモニカ橋へ行ってきた。少し風景写真など撮影してきたが、雨、風とも強く大変だった。 午後になると天候は回復し、バスでベニスビーチに行き、そこからサンタモニカまで歩いて散策した。南国のビーチリゾートのような雰囲気もあり、撮影スポットには事欠かなかった。 明日はサンフランシスコに移動する日なので、荷物を完全にパッキングする。シャトルバスのピックアップが朝3時20分と早いので8時前に寝る。 |
朝3時20分予定通りシャトルバスがピックアップに来る。ランディにリコンファームを頼んでいたので全く問題ない。 空港で自動チェックインしボーディングパスを取り出し荷物を預けてゲートに向かう。フライ地は6時だ。 約1時間のフライトで無事サンフランシスコに着く。シャトルバスの乗り場も色々聞いて分かった。少し待ったがシャトル バスも着て無事フィシャーマンズワーフYHに到着する。荷物を整理したりした後、ケーブルカーの撮影に行く。ハイド線、 パウエル線ともに撮影できた。坂のあるところで海に向かって撮影するポイントは大変良い。 次にフィシャーマンズワーフに行き、クラムチャウダー6$を食べる。おいしかった。そのあと、サイトシイーングビューという 市内観光のバス22$に乗る。チャイナタウンや高級住宅街、ロンバーとストリート、ゴールデンゲートパーク、ゴールデン ゲートブリッジなど主な観光ポイントを回る。ゴールデンゲートブリッジでは、下車して付近を散策する。 天候はあまり良くなくて思うような写真は撮れなかった。 フィシャーマンズワーフに戻り、YHに帰った。 夕食はYHで自炊、明日に備えて寝る。 |
朝は6時過ぎに目が覚めた。今日はアルカトラズ島ツアーに行く日、YHの朝食を食べ歩いて32ピアの乗船場に行く。昔アルカポネ など極悪人が収容されていた脱獄不可能といわれていた刑務所だが、脱獄を図った囚人が出てアルカトラズからの脱獄として有 名な映画にもなったところだ刑務所内をくまなく日本語で開設してくれるツアーで約2時間かかった。 2Hのツアーも終わり、フィシャーマンズワーフでクラムチャウダーを食べ、30番→28番とバスを乗り継いで再度ゴールデンゲート ブルッジに行く。今日は快晴なので光線も良く、良いよい写真が何枚も撮れた。撮影後ゴールデンゲートブリッジを歩いて1/3ほど 渡った。このウオークも良い思いでとなる。帰りも再度28番→30番とバスに乗り、ダウンタウンに戻る。 ケーブルカーなど撮影しながら街を散策していると街角に似顔絵描きがいる。カラーで5$というので記念に似顔絵を描いてもらう。 3-5分くらいで完成だ。良いできばえだと思う。そのあとYHにもどり夕食を食べ明日の帰国の準備をする。 |
朝から冷たい雨が降っている。昨日でなくて良かった。地元の人も言っていたが今年の天候は寒くて雨が多く異常だそうだ。 予定通り9時半にシャトルバスの迎えが来てサンフランシスコ空港に向かう。 サンフランシスコ空港でも問題はなく無事予定通り離陸し、成田空港に着陸、東京駅経由で新幹線で無事自宅に戻った。 今回の旅では、ランディに再会できたこと、無事ロサンゼルマラソンの国盗りが達成できたこと、自分用の土産を沢山買えたこと (LAマラソン赤ロングシャツ、アルカトラズアルミボトル、スーツケース、スパーダーマンコスチューム、似顔絵・・・・・・)ロサンゼルス やサンフランシスコの観光を楽しめたことなど大変収穫の多い楽しい旅であった。 |