西国三十三霊場巡りマラニック

西国二十四番 中山寺



武藤 翔峰   平成21年10月13日


中山寺は聖徳太子の創建によると伝えられるわが国最初の観音霊場で、出産の無事安泰を祈る霊跡として、祈祷を受けた腹帯の授与を求めて日本各地から多くの参詣者が訪れる。
宗派は真言宗中山寺派(大本山)、本尊は十一面観世音菩薩、開基は聖徳太子である。聖徳太子が四天王寺を建てるのに適した土地を探しているとき、太子に滅ぼされた物部守屋が悪鬼となって現れたが、太子は「菩薩様、私をお守り下さい」と祈ると悪鬼は退散した。その夜、仲哀天皇の妃、大仲津姫の「この地より北に紫の雲のたなびく地がありますので、その山に寺を建て亡き人々をお祀り下さい。悪鬼も鎮まるでしょう」という声が聞こえた。このお告げに従い、聖徳太子は、推古天皇の代(600年頃)にこの寺を開創したという。中山寺の創始に関しては、上記に類似した伝説が幾つかあるらしい。
聖徳太子によって滅ぼされた物部守屋の霊を鎮めるためと、仲哀天皇の妃、大仲津姫と二人の皇子、香坂(かごさか)王と忍熊(おしくま)王の供養のために推古天皇の代(600年頃)に聖徳太子が開創した、という説が強いようである。














 
 
 
 
 


 









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