西国三十三霊場巡りマラニック

第二十九番 青葉山 松尾寺
(まつのおでら)


武藤 翔峰   平成21年11月24日


10月22-23日の連休、第19回福知山マラソンに参加する前日、西国三十三観音霊場2ヶ所を巡ってきた。最初は三十三ヶ所で唯一馬頭観音を祀る二十九番青葉山 松尾寺に行った。
松尾寺はガスに包まれており神秘的なたたずまいだった。

宗派は真言宗醍醐派、本尊は座像馬頭観世音菩薩、開基は威光上人である。中国から渡来した威光上人が青葉山中の松の大木の下で修行中に馬頭観音像を感得し、慶雲5年(708年)にこの松の木の下に草庵を造り、観音像を安置したのが松尾寺の創始とされている。
この霊験が都に伝わり、8世紀初頭に元明天皇(707〜715年)は藤原武智麻呂に命じ、本堂を建立させ、馬頭観音を刻ませたという。
織田信長の兵火により全焼、その後、復興し現在の寺観になったのは享保15年(1730年)という。
現存の「本堂」は享保5年に着工し、10年の歳月をかけ享保15年(1730年)に完工したものといわれており、京都府の文化財に指定されている。

つぎは、二十八番成相山 成相寺に向かった。







  


  




  

 



 
  









 



 























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