西国三十三霊場観音巡りマラニック

第二十六番 法華山 一乗寺



武藤 翔峰   平成21年12月8日


赤穂義士マラソンの前日、12月5日(土)、西国三十三観音霊場 第二十六番 法華山 一乗寺を巡ってきた。
ここは私が初めて会社に就職し配属されたところが会社発祥の地、加西市の北条工場であったため、懐かしい場所であり、また第二十七番書寫山圓教寺は新婚時代を過ごした思い出の土地である。40年振りに再び工場付近を訪れてみたが当時の面影は全くなく、当時楽しい思い出や厳しい修行時代の思い出の詰まった北条工場はリストラでイオン加西北条ショッピングセンターとなっていた。これも悲しい現実であろう。

この寺を開いたとされる法道仙人は念持仏、仏舎利と宝鉢だけを持ってインドから雲に乗って渡来したとされている伝説的な僧である。法道仙人は食べ物が欲しくなれば、宝鉢をとばして供養を受けたといわれている。
この神通力が都にも聞こえ、孝徳天皇の病気治癒祈願を行ったが、治癒の功績が認められ、勅願により白雉元年(650年)に創建したのがこの寺と伝えられている。ただ、創建年については大化5年(649年)とも白雉2年(651年)ともいわれており、明確ではないようである。
宗派:天台宗、本尊:聖観世音菩薩、開基:法道仙人である。










  


  







 
  



  






  





  
  







  

 





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