西国三十三霊場巡りマラニック

西国三番 粉河寺



武藤 翔峰   平成21年10月13日


さらに西国三十三箇所の寺院の中で最大級の本堂の粉河寺に行った。大門をくぐると参道は右手にカーブし、参道の右側は川、左側には本坊、童男堂などの諸堂が並ぶ。参道の先には中門が建ち、そこからさらに一段高く造成された平地に本堂などが建つ。
宗派は粉河観音宗総本山、本尊は千手千眼観世音菩薩、開基は大伴孔子古である。
宝亀元年(770年)のある日、猟師の大伴孔子古(くじこ)が山中で霊光を発する場所を見た。霊光を見た孔子古はこの地が霊地に違いないと考え、ここに小堂を建立したと伝えられている。この小堂に童男大士が訪れ、七日間、堂に籠もって仏像を刻み、これを本尊にするようにと孔子古に与えたといわれており、翌日、童男大士が去ると、その仏像は金色に輝く観世音菩薩になったという。孔子古は童男大士こそ観世音の化身と考え、以後、殺生をやめ供養礼拝したといわれ、これが粉河寺の創始と伝えられている。

















 

 

 

 

 

 


 ホーム最近の活動報告最近の海外マラソン

Powered by FC2.com
inserted by FC2 system